【活動報告】キャンパーPEGASUS号、登場!

対話工房に新たな活動拠点&道具が加わりました。

 

「ペガサス号」という名前のキャンパー(キャンピングカー)で、10名の乗車数と4名の宿泊数の機能を持った移動・宿泊・活動拠点となる「ツールカー」として今後の活動を支え、可能性を広げていくことになるでしょう。特に被災地では宿泊施設が大きな被害を被り、現地で活動するための宿の確保が著しく困難な状況です。このツールカーが加わることで、より長期間、あるいは交通の便が悪いような地域への足がかりとなることでしょう。

 

 また運用にあたっては、他地域で活動する団体と共に活動したり、遠方からの訪問者を案内したり、現地に足止めされているご家族を遠い保養地に運んであげたり、非常時の防災拠点の機能を持たせるなど…これから非常に活動の幅と地域が広がりそうです。

ペガサス号と女川のヨット
ペガサス号と女川のヨット

このキャンピングカーは、ドイツ大使館にいただいた協賛金で購入させていただきました。10月23日(日)に、東京・広尾の有栖川宮記念公園とドイツ大使館を会場に行われた日独交流150周年のハイライト・イベント「ドイツフェスティバル-絆をつなごう ドイツと日本」には、約2万人もの方々が来場されました。この時の売上げの一部がドイツ大使館に委ねられ、その一部を対話工房のツールカー構想に寄付していただきました。皆様に心より感謝すると共に、このキャンピングカーを女川の皆さん初め、女川を想う多くの方々の為に、有意義に役立てる事をお約束致します。

 

また「キャンパー」という響きを受けて、目を輝かせない人はいない、という事実に、対話工房メンバー間で常に語るマルチハビテーション(多拠点居住)という暮らし方への足がかりとなることで、「ふるさと」や「家族」の新しい価値観が女川で創造し、キャンパーに乗って全国に広がっていく予感がしています。

 

新しい「未来」を共有するために。

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▶︎特別な道具や材料が不要の非常用焚き火台「枝トーチ」の作りかた。

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2012年9月号「迎え火特集」