女川カレンダー/対話新聞:5-6月号

隔月で女川の皆様にお届けする「女川カレンダー/対話新聞」、5-6月号が発行されました。 今回も有限会社梅丸新聞店さんをはじめ、ご協力頂いている皆さんに御礼申し上げます。

オモテ面はカレンダー。メンバーの写真家・草本利枝による四季折々の女川の写真とともに、町の行事と潮汐グラフも載っています。今回の写真は、毎年5月に町内各所の神社で行われる「女川湾岸例大祭」から。一年の豊作を祈願し、神輿が地域を練り歩くことで、人々の安寧を祈念します。

 

震災後も引き継がれていますが、町を一望する高台の「熊野神社」は、この後、同敷地を含む造成工事に伴い遷宮が予定されています。そのため、今まで親しまれてきたこの場所では最後の開催。変化のなかでも町と共に歩んでいく行事と言えそうです。

 

参考:みこし堀切山に感謝 移転前最後の例大祭 女川・熊野神社(河北新報)

 

 

裏面は、女川の話題をお伝えするミニ新聞です。いま進んでいる取組みや対話の場の紹介記事、女川の町の魅力や隠れたエピソードを取り上げて行きます。今回は、以下の読みものが掲載されました。

 

うみやまさんぽ「夏至・出島キャンプ」

——女川湾に浮かぶ出島の遺構と太陽の関わりをめぐる小さな冒険。昨年の冬至編に続き、今回は季節も場所も正反対、出島の遺跡から夏至の日没を眺めます。

 

時の目、海からの目で地域を再発見:地域研究家・山田創平さん

——対話工房では地域研究家の山田創平さん(京都市在住)を招き、女川の文化の考察・調査に取り組んでいます。次号からの連載に先立ち、その活動概要をご紹介。

 

おちゃっこ探訪「女川アートギルド・カンパニー」

——町内で憩いと交流の場となる飲食施設を紹介。今回は、手作りの皮革製品やグラフィックデザインを手がける若者たちにより、こだわりの珈琲を味わえるカフェです。

住所:女川町浦宿浜字十二神60-3-3-4 (きぼうのかね商店街) 10:00-18:00 不定休

 

※「女川カレンダー/対話新聞」は、女川町内では、隔月末に河北新聞の朝刊で先行配布し、ほか女川町観光協会、町内の事業者様で閲覧もしくは入手可能です。 町外もしくは県外で購読希望される方、または配布のご協力頂ける方はメール等でご相談ください。

 

※今号にて以下、不正確な情報の掲載がありました。お詫びして訂正致します。

記事:女川湾岸例大祭

該当箇所:(新・熊野神社は)地域医療センターと同じ高さとなった旧参道付近の土地に建てられる

⇒造成後の敷地標高について、詳細は現状未定です。

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2012年9月号「迎え火特集」