ベップ・アートマンス2014「東北沿岸・女川町から~3年目の報告〜」

写真:草本利枝
写真:草本利枝

東日本大震災から3年。津波は多くの方の命を奪うとともに、隠れていた社会の歪みや構造を露わにしました。

2年前のベップアートマンス2012では宮城県女川町の仮設住宅の原寸大の間取りを展示会場に転写して展示しました。今回は新たな映像写真展示を加え、今もその仮設住宅で暮らしながらコミュニティカフェやキッチンカーで住民の対話の場を保ち続けている岡裕彦さんに女川町の「いま」について伺いながら、別府で対話の場を設けます。

【日 時】11/28(金)

【時 間】19:00〜21:00 (開場は30分前)

【場 所】P3/BEP.lab(別府市北浜1-2-28 草本ビル2階)

【料 金】500円(女川のさんまつみれ汁付き)

【駐車場】なし


【申し込み】予約申込制。30名まで。前日までお申し込みください。

※階段の上り下り等に介助が必要な方は、事前にご連絡ください。


【予約窓口】ベップ・アート・マンス事務局(NPO法人 BEPPU PROJECT内)

電話:0977-22-3560(受付時間:月~金/9:00~17:30)

E-Mail:info@beppuartmonth.com

インターネット予約:http://goo.gl/2Mj0bB

キッチンカーと岡裕彦さん(写真:草本利枝)
キッチンカーと岡裕彦さん(写真:草本利枝)

【トークセッション参加者プロフィール】

岡 裕彦 Oka Hirohiko (女川港大漁獅子舞まむし・対話工房)

1958年宮城県牡鹿郡女川町生まれ。2006年生家を改装したカフェ&ライブハウス「ダイヤモンドヘッド女川」(設計:海子揮一)を開業。2011年震災の津波により店と自宅を失う。女川港大漁獅子舞「まむし」の組頭をつとめながら、コミュニティカフェ「おちゃっこクラブ」を運営。女川町復興連絡協議会会員。


海子揮一 Kaiko Kiichi  (建築家・対話工房代表理事)

1970年宮城県生まれ。世界の民俗建築を巡る旅を経て、火や対話をテーマに建築設計の実務に携わる。同時にアート屋台プロジェクト(2008年-)、対話工房(2011年-)を代表として立ち上げ、人と環境の新しい関わりと対話の場を作り続けている。


草本利枝 Kusamoto Toshie (写真家・対話工房)

1970年別府市生まれ。京都市在住。別府で開催の混浴温泉世界ポスター写真を担当。ダンサーと障がいがある人のワークショップ、ALS患者の独居支援プロジェクトなど様々な身体の交流を撮影。東日本大震災以降、対話工房メンバーとして対話の場を作る活動に参加。女川町の小学生の成長の記録を続けている。


安部純子 Abe Junko (別府市役所)

1969年別府市生まれ。幼少から祖母と世界珍道旅を続け海外進学。移民・ゲイコミュニティーに育てられ帰郷。世界の平和とみんなの笑顔を祈り100ヶ国近い多国籍市民の多文化共生支援、BEPPU PROJECT、アルゲリッチ音楽祭、別府Jazz、公民館活動、自治会や子ども会、小さな市民活動、伝統工芸・芸能・祭りの継承等地域文化芸術活動を別府のポテンシャルと支援。現在別府市役所職員。


日名子英明 Hinago Hideaki (ベップオンガク)

1970年別府市生まれ。別府駅北高架商店街内にあるレコード店『ReNTReC.』店主。古き良き時代のレコード店が目標。モットーは「世界中の音楽との出逢い」。『SlowlyMarket』(毎土曜日)、『音ノ会』(毎火曜日)を通して、のんびりと一週間を満喫。2009年より別府独自の音楽文化を構築するために、『ベップオンガク』という名称で活動を開始。

会場案内図

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▶︎特別な道具や材料が不要の非常用焚き火台「枝トーチ」の作りかた。

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2012年9月号「迎え火特集」