「カフェづくり× つくる・きく・はなす」前編
女川町地域医療センター前の仮設コミュニティスペース「おちゃっこクラブ」を、魅力的な場にしていくワークショップの第3弾。いよいよ店内の一部にギャラリースペースを作る本格的な作業に入ります。
大工仕事や工作作業を通して基礎的な道具の扱い方を学んだり、みんなの手で少しずつ違う空間に変わっていく体験を共有していきます。終了後には、各地から集まったメンバーの郷土料理を味わうひとときも。
このギャラリーは、地元に生きる人同士の、また訪れる様々な人々との対話の場となる町の舞台。全2回の作業ワークショップの前編です。腕に覚えある方も、初めて電動工具を持つ人もぜひ「町のギャラリー作り」にご参加ください。
[日時] 2012年1月29日(日) 10時~18時半ごろ
※翌日30日(月)も作業予定です。こちらも参加者を絶賛募集中です。
[会場] おちゃっこクラブ
(女川町地域医療センター前 仮設コミュニティースペース内) →周辺地図
[参加料] 無料 (作業しやすい服装でおいでください。)
[内容]
きく talk 随時
身近な暮らしの中の「DIY」や「日曜大工」の状況について参加者のみなさんにお聞きします。工作にはどんな環境が必要かを語り合います。
つくる Dialogue and Make 10:00 ~ 17:00 頃
対話工房メンバーと一緒にギャラリーの壁を作ります。「壁を作る」作業は一見単純に見えて工作の基本の技術が詰まった作業です。共同で楽しく作るコツをお伝えします。ぜひ一緒に作りませんか?
はなす Talk 17:00 ~ 18:30 頃
作業終了後に、メンバー持ち寄りの郷土料理の試食会を開きます。各地の味を楽しみながら、女川町の身近な食文化を話し合います。参加者の女川の皆さん!食卓から自慢の一品を持ってきて下さるのも大歓迎です。
[進 行]小山田徹(美術家)/海子揮一(建築家)
小山田徹(美術家・京都市立芸術大学准教授)
1961 年鹿児島に生まれる。京都市立芸術大学日本画科卒業。84 年友人たちとパフォーマンスグループ「ダムタイプ」を結成。主に企画構成、舞台美術を担当し、国内外の数多くの公演に参加する。1990 年から、さまざまな共有空間の開発を始め、コミュニティセンター「アートスケープ」「ウィークエンドカフェ」「コモンカフェ」「祈る人屋台」「カラス板屋」などの企画をおこなうほか、コミュニティカフェである「Bazaar Cafe」の立ち上げに参加するなど、さまざまな友人たちと造形施工集団を作り共有空間の開発を行っている。
海子揮一(建築家)
1970年宮城県生まれ。豊橋技術科学大学建設工学科卒。アジア・ヨーロッパ各国の民俗建築を巡る大陸横断の旅を経て、建築設計の実務に携わる。2000年に海建築事務所を開設。1級建築士。並行して、アート屋台プロジェクト(2008年-)、対話工房(2011年-)を立ち上げ、人と土地の新しい関わりの場を作り続けている。
●主催:対話工房・えずこ芸術のまち創造実行委員会・東京都・東京文化発信プロジェクト室(公益財団法人東京都歴史文化財団)※本事業はArt Support Tohoku-Tokyo(東京都による芸術文化を活用した被災地支援事業)です。
●後援:女川町復興連絡協議会 ●協力:震災リゲイン・ドイツ大使館
次々回予告
2月19日(日)9時から。
いよいよ壁を仕上げる「ギャラリーづくり」後編です!ぜひご参加ください。