女川常夜灯2017「迎え火プロジェクト」開催

 自宅の跡がわかる間に、亡くなった方の魂を迎え、離ればなれになったご近所同士と一緒に火を囲もうと、2012年に初めて女川常夜灯「迎え火」を開催しました。

 

 人間にとって大切な「火」を燃やし、元気で良かったね、体大丈夫?と久々に話ができました。あちこちに灯があり、若い子からお年寄りまでが一緒にいる。これがほんとの町だと、あの夜思いました。

 震災でこの町は大切なものをたくさん失いました。しかし、あの「小さな灯」が照らす光には、これからの希望も感じます。

「毎年形が変わっても必ずやろう、そしてあの震災を忘れない日にしよう」という女川の行事に広がればと願っています。

(前実行委員長・鈴木敬幸さんのことば)

 

 6年目となる今年も開催します。小さな灯の元で、大切な人と過ごす静かな時間。

 ぜひお越しください。

[企画名]女川常夜灯2017「迎え火プロジェクト」
[開催日] 2017年8月12日(土) 17時~20時30分 ※20時受付終了

[会 場] 女川駅前広場

 ・事前申し込み、参加費は不要です。

 ・町内外、年齢関わらずどなたでも参加できます。

 ・当日受付で「迎え火セット」(焚き火台、薪、焚付け、軍手、火ばさみ)をお渡しします。

 ・火の取り扱いについては、会場スタッフがサポートします。

 ・会場内では手持ち花火の使用は禁止となります。喫煙は指定された場所でお願いします。

 ※荒天時は中止となります。

[お問い合わせ]
電 話 0225-54-4328(女川町観光協会)
電子メール seapal@onagawa.org (女川町観光協会)

[主 催] 女川常夜灯実行委員会
[共 催] 一般社団法人女川町観光協会、女川福幸丸、特定非営利活動法人 女川ネイチャーガイド協会、一般社団法人 対話工房
[協 力] 女川町復興サポートREALeYE、おちゃっこクラブ、有限会社梅丸新聞店、特定非営利活動法人 アスヘノキボウ、女川町ゆぽっぽコンソーシアム、Hug Hug Smile、特定非営利活動法人 震災リゲイン、京都市立芸術大学学生グループtrams、ほか

[協 賛] 田中建設株式会社
[寄 付]京都市立芸術大学サイレントアクア実行委員会 
[後 援] 女川町

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▶︎特別な道具や材料が不要の非常用焚き火台「枝トーチ」の作りかた。

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2012年9月号「迎え火特集」