2014年
8月
18日
月
8月16日、「女川常夜灯 送り火」が鷲神浜で開かれました。
一昨年から続く「迎え火」の集いが、今回は土曜を選び「送り火」として開催。心配された雨も夕方には晴れ、人々があちこちで焚き火を囲みます。三世代の大所帯や、ご近所同士、旅行者も加わり、49組、123名が参加しました。
3年目の今回は、しっとり落ち着いた趣きです。故人を偲ぶ方、新名物「ほや焼きそば」「ナポリタンドッグ」を味わいつつ語り合う方、線香花火を見つめる子どもたちを、大地から天へ伸びる炎が照らしていました。
2014年
7月
27日
日
2012年から継続して開催している「女川常夜灯」。今年も地元の皆さんと共に開催いたします。
3年目となりますが、日を改め8月16日に「送り火」として実施します。今回も小さな火を囲みながら、それぞれ思い思いの時間をゆっくり語り合う一夜。
地元の方も、町外の女川町を愛する方でも、ご家族やご友人と共にぜひお越し下さい。
送り火のご案内
自宅の跡がわかる間に、亡くなった方の魂を迎え、離ればなれになったご近所同士と一緒に火を囲もう、と一昨年の8月13日に女川常夜灯「迎え火」を開催しました。
人間にとって大切な「火」を燃やし、元気で良かったね。体大丈夫?と久々に話ができました。あちこちに灯があり、若い子からお年寄りまでが一緒にいる。
これがほんとの町だと、あの夜思いました。
震災でこの町は大切なものをたくさん失いました。しかしあの「小さな灯」が照らす光には、これからの希望も感じます。「毎年形が変わっても必ずやろう、そしてあの震災を忘れない日にしよう」という女川の行事に広がればと願っています。
三年目となる今年は送り火として開催します。小さな灯の元で、大切な人と過ごす静かな時間。ぜひ来てください。
女川町復興連絡協議会
[日時] 2014年8月16日17:00 ~21:00 ※雨天中止
[会場]元スーパーおんまえや跡(会場隣に駐車場をご用意します。)
17:00 ~受付開始
19:00 「送り火」全点灯
21:00 終了
主催:女川町復興連絡協議会
共催:一般社団法人 対話工房
● 申込不要、どなたでもご参加いただけます。
● 焚き火セットは先着順でお渡しします。
2013年
7月
27日
土
「迎え火」のご案内
自宅の跡がわかる間に、亡くなった方の魂を迎え、離ればなれになったご近所同士と一緒に火を囲もう、と昨年の8月13日に「迎え火」を開催しました。
人間にとって大切な「火」を燃やし、元気で良かったね。体大丈夫?と久々に話ができました。あちこちに灯があり、若い子からお年寄りまでが一緒にいる。
これがほんとの町だと、あの夜思いました。
震災でこの町は大切なものをたくさん失いました。しかしあの「迎え火」には、これからの希望も感じます。「毎年8月13日は必ずやろう、そしてあの震災を忘れない日にしよう」という女川の行事に広がればと願っています。
今年も二年目の迎え火を開催します。小さな灯の元で、大切な人と過ごす静かな時間。ぜひ来てください。
女川町復興連絡協議会
[日時] 2013年8月13日17:00 ~21:00 ※雨天中止
[会場]元マリンパル女川跡(会場隣に駐車場をご用意します。)
17:00 ~受付開始
19:00 「迎え火」全点灯
21:00 終了
主催:女川町復興連絡協議会
共催:一般社団法人 対話工房
● 申込不要、どなたでもご参加いただけます。
● 焚き火セットは先着順でお渡しします。
※昨年の迎え火プロジェクトにご参加いただいた方へ
参加記念のアルバムを受け取っていない方は、当日、会場受付にてお渡ししますのでお申し出てください。
2012年
9月
20日
木
去る2012年8月13日に開催された、宮城県女川町での「迎え火」。対話工房もその準備からお手伝いさせてもらってきたこの催しについて、メンバーふたりがウェブサイト「ネットTAM」に寄稿させていただきました。
今回執筆したのは、建築家の海子揮一と美術家の小山田徹。
連載のテーマに即しつつ、それぞれの視点から今回の試みの経緯や、そこに関わることで感じたこと、考えていることをつづっています。
同じくメンバーの写真家・草本利枝らによる写真や関連図版も豊富に掲載しています。ぜひご覧ください。
2012年
9月
20日
木
宮城県女川町での「迎え火」は、2012年8月13日に予定どおり開催することができました。対話工房では、現地の主催者の方々をお手伝いし、準備段階から当日、及びその後の振返りと来年に向けての話合いの場までご一緒させてもらいました。
実現のために結集した地元の各世代のみなさん、また個人・団体を問わず各地から支えて下さった方々、そして何よりこの「迎え火」に参加なさった女川町のみなさんをはじめとして、この貴重な一夜を共にすごした全ての方々にお礼申し上げます。本当にありがとうございました。
当日のようすなどはFacebookでも一部お伝えしています。また、「迎え火」への関わりは、対話工房にとっては東京文化発信プロジェクト室との連携、アサヒ・アート・フェスティバル2012への参加プロジェクトという顔も持ちます。こうした背景も含め、このサイトでのレポートや他メディアへの寄稿など、メンバーそれぞれがこの「迎え火」を通して感じたことをお伝えしていけたらとも思っています。
※すでに各メディアでもご紹介頂いていますので、これも別途まとめてこのサイトでご紹介予定です。
女川町の主催者の方々は、来年以降も「迎え火」を町の年中行事として長く続けていくことを願っています。対話工房でも引き続き、その営みのお手伝いができたらと思います。
(対話工房一同)